5) 青山学院大学理工学部に合格したKAさんの例
環境問題解決も、キリスト教精神に通じるところがある。私は、中学の理科の授業で環境問題について学習して以来、この問題を引き起こした科学、とくに化学の分野に興味を持ってきた。そして、化学をコントロールすることとキリスト教精神には通じるところがあると考え、貴学を志望した。大学進学後は、環境問題のなかでも、とくにオゾン層破壊について研究したい(序論)。
貴学建学の精神は、「キリスト教の信仰に基づく教育」だ。つまり、学力だけでなく「人間形成」、「博愛の精神」を養うことにも重点が置かれている。化学研究でも、こうした精神が欠けると、人への恩恵のみでなく、暴力をもたらしてしまう。それゆえ化学者を目指す私は、貴学の建学理念に通ずるものを感じた。 オゾン層破壊に興味を抱いたのは、こうした化学の二面性を象徴的に物語る問題だからだ。原因物質のフロンは無毒、無臭で、構造も安定しているため、スプレーの噴射薬、冷蔵庫やエアコンの媒介などに広く利用されてきた(恩恵)。しかし有害な紫外線の侵入を防ぐ役割を果たすオゾン層で反応し、層を破壊しオゾンホールをつくってしまう。その結果、皮膚がん、白内障を誘発し、遺伝子の損傷、突然変異をも引き起こす有害紫外線の地表への侵入が、人類を脅かしている。実際、WHOの調査によれば、オゾンホールの拡大とともに皮膚がんの発症率が上がっている(暴力)。このように、科学は功罪両面を持ち合わせている(本論)。
こうした問題への対処として、大気中のフロン回収やフロン代替剤の発見を通じて、化学の理性を取り戻したい。そのために貴学理工学部応用化学科で化学物質への理解を深め、将来的には研究機関に勤めたい(結論)。
※クロイワ正一のコメント
キリスト教系列推薦入試に臨んだKAさんは、絶妙に「キリスト教精神と化学者の倫理」を結びつけました。これでA大学でなくてはならない理由と理工学部に進む理由の双方を説明したことになります。このように「学部へのこだわり」と「大学へのこだわり」の両方を書き表すことが合格への王道です。
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